ディスクジェニックスフェーズ1/2治験をクライオポートがロジスティクス支援


2018年2月16日

カルフォルニア州アーバイン市ー2018年2月16日ー世界をリードする温調物流会社のクライオポート (NASDAQ: CYRX, CYRXW) (以下「クライオポート」又は「同社」) は本日ディスクジェニックス社実施の多施設ヒト初回投与試験のロジスティクス管理に同社が選択されたと発表した。治験内容は他家由来細胞を使った椎間板変性対象の非外科的細胞治療であるIDCTの安全性及び効能性を検証するものだ。

クライオポートの充実した温調物流サポートサービスはアメリカ、そして後に日本の施設で行われるIDCTのフェーズ1/2試験でのアウトバウンド支援を行う。

ディスクジェニックス社会長兼社長のフラッグ・フラナガン氏は「椎間板変性はとても辛い症状を伴います。しかし今存在する治療法には限りがあります。」と言う。「IDCTの治験が実行にうつることに我々はわくわくしています。IDCTは軽度から中度の椎間板変性を対象とし、椎間板組織由来の治療用前駆細胞を使った、手術なしに椎間板再生に期待ができる安価な治療です。 クライオポートの冷却物流チェーンを活用することで治験に必要な材料を国内外に運搬時する際にそれらの品質を保証できるだけでなく、治験中、運搬の遅れによるコストも最小限におさえることができます。」

クライオポート社長のジェラル・シェルトン氏は「ディスクジェニックスが椎間板変性の革命的な再生医療治療を検証するなか、アメリカと日本での生物材料と注射機器の運搬を任されたことを誇りに思います。ディスクジェニックス社が重要な役割に我々をパートナーとして選んでくれた経緯には、弊社の信頼性と安全性に対する評価がカギとなったと思います。このパートナーシップによって、弊社の管理運用システムが細胞治療が幅広く応用されるライフサイエンス業界の「至適基準」であることが再度確認されたでしょう。」

クライオポート(株)について

クライオポートはライフサイエンス業界で世界をリードする温調管理運搬ソリューション会社で、再生医療に重要な免疫治療物、幹細胞、CART-T細胞等の温度管理を必要とする生物由来物の運搬ロジスティクスで最先端をゆく。クライオポートのソリューションは患者看護拠点、CRO、研究ラボ、ファルマ、製造会社、大学研究室、及び 体外受精(IVF )や代理出産などの生殖医学、そしてワクチンや繁殖などの動物健康業界で活躍している。クライオポートが業界で信頼される理由は特許取得されたクライオポートのCryoport Express® Shippers(クライオポートエクスプレスシッパーズ)や、Cryoportal™ (クライオポータル)物流管理プラットフォーム、SmartPak II™(スマートパックII) コンディション管理システム、そして24/7のクライアントサポートと低温物流の専門知識と総合したジオセンシング技術にある。